ヨコハマフィットネスプラザ(セントラルスイムクラブ 横浜)

セントラル治療院ブログ

『どんな運動にも最適な体に作り変えるためには!』

当クラブ治療室『セントラル治療室』blogをはじめました。

みなさまに役立つカラダの情報を中心にお届けいたします。初回のまずは当治療室採用の技法ヘラワークという技法についてお話させていただきます。

スポーツクラブの会員のみなさんにとって、体のメンテナンスは『痛みと疲労を取ればそれでOK』と思っていませんか。実は、身体は『動いて痛みがなければ、どんな運動も大丈夫』というわけには行かないのです。アメリカの理学療法士の間で評判のアイダ・ロルフ博士の身体再統合理論ではもっと細部にわたって、体をチェックしていくと、隠れた意外な問題点が浮かび上がって来ます。特にアイダ・ロルフ博士の一番弟子だったジョセフ・ヘラーが開発した技法(ヘラワーク)では身体の構造(1)を立った姿勢を前後左右から観察するだけでなく、構造のキーポイントとなるインナーマッスルの動きをチェックし、隠れた構造的な問題点を探し出そうとします。

たとえば、その人の動き方からもチェックします。車はその所有者の運転癖が出るように、体もその人の体の動かし癖が体に現れます。普段の姿勢や歩き癖やデスクワークの時の座り癖・書く時の癖などが、それです。体の各部分ごとに、いろいろ動かしてもらってチェックすることで、普段私たちが気づいていない、隠れた全身の関節の機能(2)が分かります。

また、全身の触診をして、体のどの辺で、どのくらい深いところの筋肉に固さやコリがあるのかを探します。ストレッチやマッサージでは解消しないコリや動きの制限は、インナーマッスル(深層筋)の筋膜(3)が原因である場合が多いのです。筋膜はヌルヌルした半透明の膜で、一本、一本の筋肉繊維を包み、その筋肉繊維の束を包み、その束と束をまとめてさらに包みます。例えば、同じ姿勢を長時間持続すると、ある一部分の筋肉だけが固定され、圧迫されると、それぞれの筋膜の表面のぬめりがなくなり、筋膜同士が張り付きあって、固まりになり、柔軟な動きが出来なくなります。そして、動こうとしたとき、交差し合っている筋肉同士が張り付きあっているため、互いの動きを制限し合ったり、癒着した筋膜同士が引っ張り合うために痛みが生じたり、します。

従来の整体術およびカイロプラクティックの身体構造理論は、「背骨をまっ直ぐにする」とか、「骨盤を水平にする」とか、骨を中心に施術を考えていました。しかし、アメリカでは1970年代、体の構造は建築物のような固い骨による身体構造理論ではなく、骨とじん帯・筋肉でできた『テンセグリティ構造体4)(Tensional Integrityの造語) (=張力統合体)』だと提唱されました。

つまり、人間の体はボールのように張力によって統一性を保つ構造体なのです。

ですから、ラグビーの試合でトライしようと走っている選手が二、三人にタックルされて、つぶされた時、選手の胸郭は五センチから十センチも圧縮されるそうです。

しかし、立ち上がった次の瞬間、彼の胸の厚さは元に戻っています。

もし人間が鉄骨建物のようなハードな骨だけの身体構造だとしたら、肋骨は折れ、胸郭はつぶれて、ボウル状の骨盤という内臓の入れ物は割れてしまい、もう二度と立ち上がれないでしょう。しかし、人間の身体構造は『筋肉・じん帯』と『骨』とが組み合わさって出来たテンセグリティ(張力)構造体です。バランスのとれたテンセグリティ(張力)構造体はどんな衝撃をも柔らかく、吸収するので、かなりトラブルを回避できるはずです。

全身のインナーマッスルから緩めて、テンセグリティ構造に体を再統合すると、あらゆるスポーツはますます楽しくなります。

そこで、デスクワークしかしてこなかったビジネスマンや家事中心の専業主婦が運動に最適な体を作るために、歪みを取り除いた、中心線が真っ直ぐ(アライメント)な正しい身体の構造(1)に直し、全身の関節の機能(2)を調整する必要があります。その次の段階として、弾力あるテンセグリティ構造体(4)に変化する必要があります。そのためには、インナーマッスル(深層筋)の筋膜(3)の癒着を起こしているところを離し、コリやスジを取り除き、全身を筋肉でガチガチに固まった状態から柔軟性のあるテンセグリティ構造体に作り変えるとアスリートとして最適な体になります。

ながくなりましたがこの治療室の特徴 ヘラワーク3つのポイント!!

・あらゆる肉体の不調(肩こり・腰痛・首のいたみetc)はカラダの歪みからおきている

・問題となる箇所の筋膜の癒着をとりのぞき 正しい構造にかえる

・かえることにより正しい体の動かし方を実施することにより解消する

気になることがございましたらお気軽に治療室をノックしてください!

セントラル治療室(予約制)

営業時間 月~土 13時~21時  (前日までの予約で11時~可能)

     日   10時~18時

定休日   毎週木・金曜   月末2日間

お問い合わせ電話番号  045-491-3344

料金 35分 会員価格2,700円~/一般価格3,240円~