ヨコハマフィットネスプラザ(セントラルスイムクラブ 横浜)

セントラル治療院ブログ

手のしびれ 肩のいたみ それはスマホのせいかもしれません。

テレビ番組でほとんどの人がスマホをやる姿勢が悪く、《巻き肩》になっているという話でした。
そのチェック方法と問題点、そして解消法をご紹介します。

【巻き肩のチェック法】

  1. 両手を水平に肩よりも後ろへ行きにくくなり、肩に痛みが生じたら、巻き肩の可能性
  2. 大きな鏡の横に普段の自然な立ち方で立ち、手鏡でご自分の横の姿勢を見た時、肩の骨(肩甲骨の突起)が耳より前だったら《巻き肩》です。反対側も見てください。

肩の位置が極端に前にあると、肩・肘のしびれ感肩・肘の痛みが生じます。軽い場合は痛みはないが、肩の動きが悪く、クロールの時、肩甲骨が動かず、スムーズな泳ぎができません。

【巻き肩の具合により三種類のトラブル】(図A

  • 斜角筋症候群:巻き肩によって首が緊張し、前斜角筋中斜角筋の間を通る『腕の神経』『動脈』を挟み込み、肘や手のしびれ感や肩・肘の痛みを生じます。
  • 肋鎖症候群:巻き肩だったり、頭が前に出過ぎたりして、鎖骨と第一肋骨の間が狭まり、その間を通る『腕の神経』『動脈』が抑え込まれ、腕・肘のしびれや肩・腕の痛みが生じます。
  • 小胸筋症候群:極端な巻き肩の場合、大胸筋・小胸筋が委縮していて、その下を通る『腕の神経』『動脈』を強く圧迫し、腕のしびれ感や痛みが生じます。

【軽い痛みの場合の簡単なストレッチ法】

  • タオルの両端を持ち、頭上から後ろへ、そして上下に動かす。
  • 後ろで両手の指を組み、肘を伸ばしたまま肩甲骨を寄せて上下に動かす。
  • 手の平を上で肘を直角に前に曲げる。肘を中心に横に90度開き閉じる。

【ストレッチで軽くなるが、強い痛みしびれがまた戻ってくる場合は治療が必要です】

腕の位置が鎖骨の前に大きくずれた《亜脱臼状態》で長く経過し、固まっている可能性があります。私が学んだ中国鍼灸治療よりアメリカの理学療法士の技法『深部筋肉の調整により巻き肩を治す』の方が、私は得意です。それでよろしかったら、ぜひ治療室をノックしてください。

セントラル治療室 古池(米国認定整体師、鍼灸マッサージ指圧師)
お問い合わせ 045-491-3344